第13回応用数理・AIセミナー
「AIとデータ同化で実現する"actionable"な天気予報へのパラダイムシフト」&「気象制御を実現するための双方向な気象デジタルツイン」
千葉大学 国際高等研究基幹/環境リモートセンシング研究センター 小槻峻司 先生
応用力学委員会では,数理情報工学分野に関する最先端の研究や実践を行っている方をお招きしたセミナーとして,応用数理・AIセミナーを開催しています。
- 共催
- 土木学会応用力学委員会,内閣府SIPスマートインフラマネジメントシステムの構築:D「サイバー・フィジカル空間を融合するインフラデータベースの共通基盤の構築と活用」
- 日時
- 2026年6月23日(火)15:00-16:50
- 場所
- オンライン:Zoom
- 参加費
- 無料
- 参加登録
参加は,以下の土木学会HPにて事前登録をお願いします.
- 講演概要1
従来の天気予報は「将来の大気状態をできるだけ正確に推定する」ことを主眼としてきたが、社会の意思決定を支援する観点からは、「予測結果をいかに行動変容につなげるか」が重要となる。本講演では、AIとデータ同化を統合し、従来型の「予測精度中心」の天気予報から、「行動可能な天気予報(actionable weather forecasting)」を実現するための取組について紹介する。カギになるのはAIによる潜在空間表現であり、低次元の特徴量空間を捉えることで切り拓かれる、天気予報の精度的・質的変換可能性について議論する。
- 講演概要2
内閣府のムーンショット目標8では、気象制御の実現に向けた研究が進められている。その中では、限られた気象介入効果を最大化するための最適化・逆問題を解くことが重要になる。本講演では、従来の数値天気予報モデルとデータ同化の結合システムに、制御分野で培われたモデル予測制御を導入した、新しいデジタルツインシステムについて紹介する。また、2026年1月にプロジェクトで実施したシーディング実験の経験も踏まえつつ、気象制御実現に必要となる双方向・気象デジタルツインのあり方について議論する。
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土木学会 研究事業課 担当:杉野 詞音
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