行事開催のご案内 / 活動報告
応用数理・AIセミナー
企画の趣旨
応用力学委員会では,数理情報工学分野に関する最先端の研究や実践を行っている方をお招きしたセミナーとして,応用数理・AIセミナーを開催しています。本案内では,第1回~第3回のセミナーのご案内を行います。
共催:土木学会応用力学委員会,内閣府SIPスマートインフラマネジメントシステムの構築:D「サイバー・フィジカル空間を融合するインフラデータベースの共通基盤の構築と活用」
日時:
第一回:2024年8月30日(金)10:55~12:00
第二回:2024年9月9日(月)10:55~12:00
第三回:2024年9月9日(月)13:55~15:00
会場:オンライン(Zoom,定員1000名)
参加費:無料
参加登録:参加は,以下の土木学会HPにて事前登録をお願いします.
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
CPD:申請中
話題提供者
第一回:2024年8月30日(木)11:00~12:00
海洋研究開発機構 縣 亮一郎様
「地震学研究におけるScientific machine learning(SciML)の活用」第二回:2024年9月9日(月)11:00~12:00
大阪公立大学 黄瀬 浩一先生
「センシングとアクチュエーション技術による読みと学びの増強」第三回:2024年9月9日(月)14:00~15:00
オムロンサイニックエックス株式会社 牛久 祥孝様
「Vision & LanguageとAIロボット駆動科学」※それぞれ,以下の講演者の講演がはじまる5分前より,内閣府SIPスマートインフラマネジメントシステムの構築:D「サイバー・フィジカル空間を融合するインフラデータベースの共通基盤の構築と活用」研究代表者 本田利器(東京大学)より,同プロジェクトおよび本セミナーとの関連などの説明をいたします.
申込方法
CPDへの登録について
CPDについては申請中です.詳細が確定次第,以下追記いたします.
【CPD受講証明書の発行要件】
CPD受講証明書は,以下のすべての要件を満たした方のみに発行致します.
・要件1)行事参加の事前受付に登録された方
・要件2)行事開始後から登録締切日までの間に以下の「CPD受講証明発行用アンケート」に正確に回答された方(事前にご連絡した受付番号をご用意下さい)
連絡先
土木学会 研究事業課 担当:那須珠実- nasu@jsce.or.jp
応用力学講演会 2021 「水理学・水文学のボーダーレス化と次世代治水対策の可能性を探る!」開催のご報告
日時 会場
- 日時
- 令和3年12月13日(月)13:00-16:00
- 会場
Zoom オンライン開催
話題提供者
講演1「河川における水・土砂・流木動態とそのモデリング」木村一郎(富山大学教授)
講演2「降雨流出現象の物理的モデリングと日本全国の洪水予測」佐山敬洋(京都大学防災研准教授)
講演3「土砂生産,土砂流出,土砂・洪水氾濫」内田太郎(筑波大学准教授)
パネルディスカッション モデレータ 山上路生(京都大学准教授)
パネリスト
木村一郎(富山大学教授)
佐山敬洋(京都大学防災研准教授)
内田太郎(筑波大学准教授)
川村里実(寒地土木研究所 主任研究員)
横嶋 哲(静岡大学准教授)
開催報告
近年多発する豪雨災害の予測や対策は、水理学・流体力学を基礎とする物理的側面からのアプローチだけでは限界があり、気候変動や雨量・流出予測を担う水文学的アプローチとの連携が不可欠です。これらの学問は、コンピュータ技術や観測機器の発達とともに、実用化が進んでいます。社会的にも強い要請があり、今後の新展開が益々期待されています。一方で、水理学と水文学には大きなスケールギャップがあり、これが両者の学際的研究を阻んでいます。
本講演会では、流域治水に関わる河川水理学、土砂流出および水文学の専門家に最前線の研究状況を紹介いただき、激震化する水災害における重要課題の解決法や将来の展望について議論しました。さらに水理学・水文学のボーダーレス化の可能性と、そのような新しい試みが開拓する次世代の治水対策について討論し、分野横断的な知見の共有や新たなアイデアや技術の創出の可能性を促す機会になりました。
コンサルタント,大学関係者,官公庁の方々を中心に179名のご参加をいただき,盛況の内に閉会することができました.ご参加頂いた皆様には厚くお礼申し上げます.
平成29年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成29年度土木学会全国大会において, 研究討論会「構造物と都市の超先端数値シミュレーションの研究開発と実務利用の可能性」 を開催いたします.企画の趣旨,話題提供者は以下の通りです.
企画の趣旨
土木工学では,構造解析・交通解析等でさまざまな数値シミュレーションが研究され実務利用されてきた. 近年,計算機の進歩と都市情報の増加を利用し, 超大規模モデルを桁違いの速度・精度で解析する超先端数値シミュレーションの研究開発が進められている. シミュレーションの基盤となる計算科学・計算機科学・情報科学を踏まえ,超先端数値シミュレーションの研究開発の現状を紹介する. 併せて,このような超先端数値シミュレーションを設計・都市計画等の実務に利用する可能性を議論する.
日時 会場
- 日時
- 平成29年9月11日(水)13:00-15:00
- 会場
九州大学伊都キャンパス センター1号館1403室
座長
市村 強(東京大学)
話題提供者
浅井 光輝(九州大学)
井料 隆雅(神戸大学)
澤田 正孝(電力中央研究所)
高橋 佑弥(東京大学)
連絡先
紅露 一寛(新潟大学)- kouro@eng.niigata-u.ac.jp
平成27年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成27年度土木学会全国大会において,
研究討論会「V&Vのススメ:土木分野における数値解析の課題」
を開催しました.企画の趣旨,話題提供者は以下の通りです.
企画の趣旨
応用力学委員会では,平成27年度土木学会全国大会において,研究討論会「V&Vのススメ:土木分野における数値解析の課題」 を開催しました.企画の趣旨,話題提供者は以下の通りです.
日時 会場
- 日時
- 平成27年9月16日(水)14:40-16:40
- 会場
岡山大学津島キャンパス
一般教養棟D・E棟2階E21教室
座長
渦岡 良介(徳島大学教授,応用力学委員会 土木分野の数値解析におけるV&Vに関する小委員会委員長)
話題提供者
渦岡 良介(徳島大学教授)
櫻井 英行(清水建設技術研究所)
山田 貴博(横浜国立大学教授)
本城 勇介(岐阜大学名誉教授)
連絡先
森口周二(東北大学災害科学国際研究所)- s_mori@irides.tohoku.ac.jp
当日配布資料の配布
研究討論会当日の配布資料(pdf形式,9.0MB)をご希望の方は, こちらよりダウンロードしてください. ダウンロードする際に,差支えなければ,下記の連絡先にご所属とお名前をご連絡頂きますようお願い致します.
研究討論会の様子
平成26年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成26年度土木学会全国大会において,
研究討論会「数値解析におけるV&V(検証と妥当性確認)をご存知ですか?」
を開催しました.企画の趣旨,話題提供者は以下の通りです.
企画の趣旨
数値計算を援用した設計の実務では,目前の技術課題に対して迅速に対応するために商用ソフトウェアが用いられる。しかし,ユーザーはその理論や適用範囲を十分に理解せずに利用している場合があり,対象とする問題に対して解析ツールが十分に検証されているか(Verification),また,工学的に妥当な解析結果が得られているか(Validation)を確認しないまま利用している可能性も否定できない。このV&V (Verification & Validation)については,機械分野・原子力分野では積極的に議論されているが,自然材料を対象とする地盤などの土木分野においては方向性が確立されていない。本討論会では,先行している分野の動向や成果を紹介するとともに,土木分野のV&Vの方向性について議論する。
日時 会場
- 日時
- 平成26年9月10日(水)16:15-18:15
- 会場
大阪大学豊中キャンパス
全学教育推進機構C406教室
座長
渦岡 良介(徳島大学教授,応用力学委員会 土木分野の数値解析におけるV&Vに関する小委員会委員長)
話題提供者
越塚 誠一(東京大学)
吉村 忍(東京大学)
佐藤 靖彦(北海道大学)
中井 健太郎(名古屋大学)
当日配布資料の配布
研究討論会当日の配布資料をご希望の方は,こちらより入手方法をご確認いただき,資料請求先までお申し込みください.
研究討論会の様子
話題提供の様子.
会場の様子.
平成25年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成25年度土木学会全国大会において,研究討論会
社会基盤大更新時代における長期予測の現状と展望
~未来を見通す知恵としての力学・土木百年の計~
を開催しました.企画の趣旨,パネリストは以下の通りです.
企画の趣旨
社会基盤の大更新時代を迎えた今、環境・巨大災害への対応に関して、短・中期だけでなく長期予測が不可欠である。この長期予測を科学的・合理的に行うため には、ハイパフォーマンスコンピューティングやデータドリブンテクノロジーという新しい技術と土木工学を新たに結び付ける研究開発が必要である。この 結びつきを、教育も視野に入れて、どのように実現していくべきかについて議論する。長期予測の現状と展望から、将来の期待・夢とそこに到達するための道 筋を検討する。
日時 会場
- 日時
- 平成25年9月4日(水)16:15-18:15
- 会場
日本大学生産工学部津田沼キャンパス 37号館505教室(Ⅰ-11会場)
座長
堀 宗朗(東京大学教授,応用力学委員会委員長)
話題提供者
高橋 桂子((独)海洋研究開発機構)
演題:気象・気候変動現象の予測とハイパフォーマンスコンピューティ中村 和幸(明治大学)
演題:データ同化 -データを活かしたシミュレーションと予測手法-中畑 和之(愛媛大学)
演題:土木分野におけるITテクノロジーの利用 ~非破壊検査&センシング~
研究討論会の様子
研究討論会の座長およびパネリスト
高橋 桂子 氏
中村 和幸 先生
中畑 和幸 先生
ディスカッションの様子
平成23年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成23年度土木学会全国大会において,
研究討論会「次世代スパコンによる防災シミュレーションを目指して」
を開催しました.企画の趣旨,パネリストは以下の通りです.
企画の趣旨
地震津波防災のための大規模数値解析は,2012年度の供用開始を目指して開発が すすめられている「次世代スーパーコンピュータ(京速コンピュータ「京」)」 での重要課題のひとつに選ばれている.
本パネルディスカッションでは,地震・津波・構造物被害など,様々な観点か らの防災シミュレーションの現状を把握するととともに,これらすべてを統合す る「次世代スパコンを用いた地震津波防災の未来像」を提示することを目指して 議論する.
日時 会場
- 日時
- 平成23年9月7日(水)16:15-18:15
- 会場
愛媛大学
座長
廣瀬 壮一(東京工業大学教授,応用力学委員会委員長)
話題提供者
堀 宗朗(東京大学)
演題:防災シミュレーションのための次世代数値計算・理論・実験阪口 秀(JAMSTEC)
演題:SPHとDEMの連成による津波災害シミュレーション手法の開発古村 孝志(東京大学)
演題:東北地方太平洋沖地震,そして次の震災に備える梶原 浩一(兵庫耐震工学研究センター)
演題:E-ディフェンス実験の活用について
研究討論会の様子
平成22年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成22年度土木学会全国大会において,
研究討論会「力学現象解明への挑戦 -現状と課題-」
を開催しました.企画の趣旨,パネリストは以下の通りです.
企画の趣旨
力学現象を理解・解明するための学問である理論力学、実験力学、計算力学の発展により,土木工学に関わる数多くの力学現象が解明され,安全で快適な社会基盤の構築のため に貢献してきました.
本パネルディスカッションでは,鋼・コンクリート・地盤・流体などの各分野における典型的かつ工学的に重要な力学現象が,これらの学問の寄与によりどの程度まで解明され,どのようなブレークスルーが可能となりつつあるのかといった視点で現状を把握するとともに,残されている課題ならびに今後の方向性について議論します.
日時 会場
- 日時
- 平成22年9月1日(水)16:15-18:15
- 会場
北海道大学札幌キャンパス
高等教育機能開発総合センター E301講義室(Ⅰ-1会場)
座長
樫山 和男(中央大学教授,応用力学委員会委員長)
話題提供者
三木 千壽(東京工業大学教授)
演題:鋼構造学分野での現状と課題 >> 当日資料二羽 淳一郎(東京工業大学教授)
演題:コンクリート工学分野での現状と課題 >> 当日資料浅岡 顕(名古屋大学名誉教授)
演題:地盤工学分野での現状と課題 >> 当日資料山田 正(中央大学教授)
演題:水工学分野での現状と課題 >> 当日資料
研究討論会の様子
平成21年度全国大会・研究討論会
応用力学委員会では,平成21年度土木学会全国大会において,
研究討論会「ここまできた数値シミュレーション技術 -現状と課題-」
を開催いたしました.企画の趣旨,パネリストは以下の通りです.なお,当日配布資料はダウンロードできるようにいたしましたので,ぜひご活用ください.
企画の趣旨
コンピュータの登場により,計算により力学現象を理解・解明するための方法として計 算力学が誕生し,現在では理論力学および実験力学とともに、理工学における問題解決の ための有力な手段となっている.土木工学においても,Zienkiewicz らによりいち早く研 究・適用が試みられ,これまで土木構造物の設計・解析に不可欠な様々な数値シミュレー ションツールが開発・提供され,安全で快適な社会基盤の構築に貢献してきた.
このパネルディスカッションでは,計算力学の根幹をなす数値シミュレーション技術に 焦点をあて,計算力学手法,地盤・コンクリート・鋼などの土木材料分野,あるいは環境・防災などの個々の分野において,その理論的および技術的発展はどこまで進んでいるのか,あるいはどのような解析が可能となっているのかなどの視点から現状を把握し,残されている課題ならびに今後10 年の方向性を討論する.
座長
樫山 和男(中央大学,応用力学委員会委員長)
話題提供者
寺田 賢二郎(東北大学)
計算力学手法の動向
-メッシュフリー/一般化FEM,マルチスケール手法,マルチフィジックス/連成問題,そしてV&V-
[当日資料(pdf)]前田 健一(名古屋工業大学)
粒状体を活かす数値シミュレーション技術の現状と課題
[当日資料(pdf)]野田利弘(名古屋大学)
地盤力学における数値シミュレーションの現状と課題
[当日資料(pdf)]中村 光(名古屋大学)
コンクリート分野での数値シミュレーション技術の現状と課題
[当日資料(pdf)]牛島 省(京都大学)
流体分野における数値シミュレーションの現状と課題
[当日資料(pdf)]市村 強(東京工業大学)
震災分野での数値シミュレーション技術の現状と課題
[当日資料(pdf)]
出版物
「いまさら聞けない 計算力学の常識」
土木学会 応用力学委員会 計算力学小委員会 編
【発行元】丸善(株) 出版事業部 (本の詳細は丸善HPをご覧下さい) 【税込価格】 3,360円 《税別3,200円》 【判型・フォーマット】 A5 【ページ数】 374ページ 【ISBNコード】 978-4-621-08022-1 【発行年月】 2008年11月 |
【内容】
CAE、計算力学について、専門家の頭の中にある隠れた常識をなぜそのように考えるのかという理由からていねいに解説した書籍。具体的な事例から理論の要点を押さえてあるので、手元においておくと便利な書籍。 CAE、計算力学では実際に何度か経験していく間に身にしみてわかる常識が多い。場合に応じたメッシュの切り方、要素の選択、境界条件の処理のしかた、計算方法の選択等、これらをパターン別に背景も含めて知っておくことが一人前の技術者の前提条件である。 本書は、プロなら誰でも身につけている隠れた常識を、惜しげもなく全力を投じて1冊にまとめ上げたものである (丸善出版事業部のHPより引用)。
※ 土木学会・出版物販売ホームページからもご購入できます.
講習会
「いまさら聞けない 計算力学の常識」講習会2010 in 東京
応用力学委員会計算力学小委員会では,平成20年11月刊行の書籍「いまさら聞けない 計算力学の常識」をテキストに使用し,去る平成22年8月4日(水)に中央大学後楽園キャンパス(東京都文京区)において標記講習会を開催いたしました.講習会当日は,CAE実務者や大学院生を中心に,80名ほどのご参加をいただき,盛況のうちに無事終了いたしました.
講習会の詳細および資料につきましては,応用力学委員会計算力学小委員会ホームページにてご覧いただけます.
「いまさら聞けない 計算力学の常識」講習会2010 in 広島
応用力学委員会計算力学小委員会では,平成20年11月刊行の書籍「いまさら聞けない 計算力学の常識」をテキストに使用し,去る平成22年9月27日(月)に広島大学東広島キャンパス(広島県東広島市)において標記講習会を開催いたしました.講習会当日は,CAE実務者や大学院生を中心に,70名ほどの参加者の下,盛況のうちに無事終了いたしました.
講習会の詳細および資料につきましては,応用力学委員会計算力学小委員会ホームページにてご覧いただけます.
研究討論会の様子
東京:講習会の様子
東京:講習会の様子
広島:講習会の様子
広島:講習会の様子