平成29年度東北地区応用力学フォーラム「最前線で活躍する建設コンサルタント技術者による実務の紹介」開催のご案内
今回の応用力学フォーラムでは、建設コンサルタント実務の最前線で活躍されている二人の技術者をお招きし、実際のコンサルティング業務で行っている実務事例について紹介して頂きます。特に今回は、いま話題となっている「登録有形文化財・森村橋の復元プロジェクト」と「VR技術を用いた防災・減災技術の最前線」についてご講演して頂きます。皆様、奮ってご参加ください。
- 主催
- 土木学会応用力学委員会
- 日時
- 平成29年12月20日(水)14:40-16:30
- 会場
- 東北大学青葉山キャンパス 人間環境系教育研究棟 土木大講義室101室
- 参加費
- 無料
- 参加登録
人数把握のため下記お問合せ先までご連絡ください.
お問い合わせ
八戸工業大学土木建築工学科 講師 高瀬 慎介
E-mail: takase@i-tech.ac.jp
- 定員
- 50名
<プログラム>
-
14:40-15:30
明治39年完成の国の登録有形文化財・
森村橋の復元プロジェクトの紹介」
講演者: 永冨 大亮 氏 (八千代エンジニヤリング株式会社)<講演概要>
岡県小山町が管理する森村橋は明治39年に建設された国産トラス橋で、完成から111年になります。現在は老朽化により通行止めとなっていますが、町の観光資源として活用すべく歩道橋として復元します。復元作業を進める中、発見された当時の図面、設計計算書、その後の修繕の歴史を紹介することで、100年の長寿を更に更新しようとする森村橋の復元プロジェクトを紹介します。森村橋の事例を元に、現代の橋の長寿命化のヒントを見つけて頂けたら幸いです。 -
15:40-16:30
「津波・土砂災害に関する数値シミュレーションと可視化」
講演者: 野島 和也 氏 (日本工営株式会社 中央研究所)<講演概要>
日本工営では津波シミュレーションや洪水・氾濫シミュレーション技術を活用し、防災・減災対策のためのインフラ被害や人的被害に関する被害想定を実施しているが、結果の見せ方についても工夫が必要となってきている。弊社で行った見せ方のひとつの取り組みである、VRによる津波・氾濫疑似体験システムについて紹介する。