土木学会応用力学委員会 APPLIED MECHANICS COMMITTEE,JSCE 公益社団法人 土木学会

2022年度 関西地区・応用力学フォーラム (環境・防災・エネルギーの流体力学研究小委員会との合同開催)~災害時における流体と構造物の干渉メカニズム~ 開催のご案内

主催
土木学会応用力学委員会関西地区フォーラム,環境・防災・エネルギーの流体力学小委員会
日時
2022年12月13日(火)13:00~15:50
会場
オンライン開催(Zoom)のみ
参加費
無料
参加登録

参加は,以下の土木学会HPにて事前登録をお願いします.
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp

CPD
2.5単位(JSCE22-1357)

<プログラム>

  • 13:00~13:05

    開会・趣旨説明:山上路生(京都大学,環境・防災・エネルギーの流体力学小委員会委員長)

  • 13:05~13:55

    題目:橋梁をはじめとするブラフボディの空力不安定現象

    講師:八木知己(京都大学)

    概要:長大橋の耐風安定性を確保するためには,渦励振やギャロッピング・フラッターといった空力振動現象を理解し,空気力学的もしくは構造力学的対策を考える必要がある.ここでは,橋梁をはじめとするブラフボディにおいて発現する各種空力振動現象を紹介すると共に,構造物の耐風安定性を照査ならびに確保する方法について解説する.併せて,空力干渉という観点から見たブラフボディの空力現象における研究課題について紹介する予定である.

  • 13:55~14:45

    題目:津波の影響を受ける橋の挙動分析

    講師:中尾尚史(舞鶴工業高等専門学校)

    概要:津波により橋桁の高さまで浸水することが予想される橋について,津波の影響に対する評価や合理的な対策技術が求められている.これまでに,水路実験や実験結果の再現のための解析等を通じて,津波が橋に及ぼす影響に関する現象メカニズムを解明するとともに,津波の影響を軽減させる技術について研究を行ってきている.本講演では,行ってきた研究の中から,津波が橋に作用するメカニズム等について紹介する.

  • 14:45~14:55

    休憩

  • 14:55~15:45

    題目:河川の超過洪水時における橋梁への影響に関する一考察

    講師:原田紹臣(三井共同建設コンサルタント株式会社)

    概要:近年,気候変動の影響等を受けた河川における超過洪水に伴って,道 路橋梁(上部工)が流出する被災について多く報告されている.そこで,この古くて新しい重要な課題の一つである「流されない橋」の建設による信頼性の高い道路ネットワークの構築に向けて,近年に発生した多くの橋梁上部工が流出した被害事例の分析等により,想定される河川の超過洪水時において上部工が流出する被災リスクの高い条件等について報告する.

  • 15:45~15:50

    閉会:古川愛子(京都大学)

CPDへの登録について

— CPD受講証明の登録 【締切:2022/12/20(火)】 —
CPD用の受講証明書は、以下の全ての要件を満たした方のみに発行いたします.
要件1)本行事参加の事前受付に登録された方
要件2)行事聴講後から締切までの間に、以下のCPD受講証明発行用アンケートに、正確に回答された方 (参加登録後にご連絡した受付番号をご用意の上、CPD受講証明発行用アンケートへご回答ください)

【注意事項1】
CPD受講証明の登録の締切は【12/20(火)】です.遅延は認められません.
【注意事項2】
受講証明書の様式は、「建設系CPD協議会」の「加盟団体主催CPD申請書・受講証明書」のみになります.
【注意事項3】
他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録ルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問い合わせください.
【注意事項4】
証明書は受講者のお名前を入れたPDFにして、12月27日頃までにメール配布いたします.
 CPD受講証明発行用アンケート
https://forms.gle/8rBrfktmeCevSTqb9