土木学会応用力学委員会 APPLIED MECHANICS COMMITTEE,JSCE 公益社団法人 土木学会

2025年度 関西地区・応用力学フォーラム~地震動予測と地盤挙動解析の最前線~

主催
土木学会応用力学委員会関西地区フォーラム
日時
2025年12月15日(月)14:00~16:35
会場
オンライン開催(Zoom)のみ
参加費
無料
参加登録

参加は,以下の土木学会HPにて事前登録をお願いします.

https://www.jsce.or.jp/events/information

(「関西」や「応用力学」で検索すると出てきます.)

個別の参加登録HPは下記の通りです(申込締切:2025年12月8日(月) 17:00).

https://www.jsce.or.jp/events/form/532507

定員
200名
CPD
JSCE25-1336(2.4単位)

<プログラム>

  • 14:00~14:05

    開会・趣旨説明:古川愛子(京都大学)

  • 14:05~14:50

    題目:港湾・空港分野で用いられているサイトスペシフィックな設計地震動について

    講師:野津厚(港湾空港技術研究所)

    概要:一般に地震動はサイト特性や震源断層の破壊過程の影響を強く受ける.港湾・空港分野では,土木学会第3次提言が一つの契機となり,これらの影響を考慮したサイトスペシフィックな設計地震動が2007年頃から日常的に利用されているが,港湾・空港分野と関わりの少ない方にとっては馴染みのない話であると思われるため,この機会を借りて紹介したい.他の分野でも,例えば被害を受けた施設の分析などに,同様の技術が活用できる可能性がある.

  • 14:50~15:35

    題目:微動および重力探査による地下構造モデルの構築

    講師:野口竜也(鳥取大学)

    概要:地震動予測のための地下構造の情報を得るためには微動探査や重力探査が有効である.微動探査では高感度の地震計を用いて常時微動を測定し,地盤の卓越周期や速度構造モデルを求める.重力探査では重力計を用いて高精度に重力値を測定して,地下密度の不均質構造や基盤面分布を求める.これらの結果を組み合わせることで,詳細な地下構造モデルを構築する.本講演ではこれらの手法の概説と適用例について紹介する.

  • 15:35~15:45

    休憩

  • 15:45~16:30

    題目:固有異方性を有する地盤の地震時挙動とそのシミュレーション

    講師:上田恭平(京都大学防災研究所)

    概要:自然地盤であれ人工地盤であれ,あらゆる地盤は堆積構造などに依存した固有異方性を有しています.このような固有異方性が,地震時の液状化に代表される地盤の動的・繰返し挙動にどのような影響を及ぼすのかは,まだ十分に解明されていません.本発表では,固有異方性を有する砂地盤を対象とした遠心力場での模型振動実験と,数値シミュレーションにおける固有異方性の表現方法について,最近取り組んでいる研究を紹介します.

  • 16:30~16:35

    閉会:古川愛子(京都大学)

CPDへの登録について

— CPD受講証明の登録 【締切:2025/12/22(月)】 —
CPD用の受講証明書は、以下のすべての要件を満たした方のみに発行いたします.
要件1)本行事参加の事前受付に登録された方
要件2)行事聴講後から締切までの間に、以下のCPD受講証明発行用アンケートに、正確に回答された方 (参加登録後にご連絡した受付番号をご用意の上、CPD受講証明発行用アンケートへご回答ください)

【注意事項1】
CPD受講証明の登録の締切は【12/22(月)】です.遅延は認められません.
【注意事項2】
受講証明書の様式は、「建設系CPD協議会」の「加盟団体主催CPD申請書・受講証明書」のみになります.
【注意事項3】
他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録ルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問い合わせください.
【注意事項4】
証明書は受講者のお名前を入れたPDFにして、1月16日頃までにメール配布いたします.

CPD受講証明発行用アンケート
https://forms.gle/ys3KFMxY32E9Cj8bA

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